普段何気なく歩いている姿勢が股関節に負担をかけているかもしれません。
股関節に負担のかかりやすい歩き方というのがいくつかあります。
それを知らないでこの先歩き続けたらどうなってしまうのか…
おそらく股関節に何かしらの問題が起きるでしょう。
もしくはもうすでに痛みを感じている方もいるかもしれません。
今、痛みが無い方は、この先股関節に問題が起きないようにするにはどうしたらいいのか?
すでに痛みを感じている方は改善するためにどうしたらいいのか?
股関節に負担のかかりやすい歩き方とその改善方法を今後のブログで何回かに分けてお伝えしていきます。
股関節に負担のかかりやすい歩き方その①
トレンデレンブルグ徴候
股関節の痛みがある方でいろいろ調べている方はご存じかも知れません。
トレンデレンブルグ徴候とは下のイラストのように歩いていて片足立ちになるタイミングで骨盤が傾いてしまう状態です。
正常であれば下の図のように骨盤は水平に保たれています。
骨盤が傾くとどうなってしまうのか?
・股関節への負荷が増える
・股関節周りの筋肉に過剰な負荷がかかる
・おしりの筋肉に過剰な負荷がかかる
・膝への負荷が増える
・腰への負荷が増える
などなど股関節だけでなく他の部位へも負担がかかってしまいます。
骨盤が傾いてしまうかのチェック方法
1番いいのは歩いている動画を撮ってもらう事です。
動画をとってもらえなければ鏡の前で片足立ちをしてください。
難しければ手でどこかにつかまって行ってみてください。転倒しないように気を付けてください。
片足立ちをして上げた足の方に骨盤が少しでも傾いてしまう場合はトレンデレンブルグ徴候がの可能性が高いです。
なぜ骨盤が傾いてしまうのか?
それは骨盤と股関節を支えている中殿筋の機能低下が主に考えられます。
なので、中殿筋の機能を回復してあげれば骨盤は傾きにくくなります。
中殿筋エクササイズの方法はこちら
この体操は中殿筋に刺激を入れるための体操です。
この体操で中殿筋が使えるようになってきたら段階を踏んで負荷を上げて実際に歩行時に機能できるようにしていきます。
次回以降でまたお伝えしていけたらなと思います。
※今回の体操が今のお身体の状態に合わない場合もあります。
痛みが強くなるなどがありましたら中止して専門の先生にご相談ください。