川越市で根本改善を目指すなら「いしかわ鍼灸治療院」

100メートルくらい歩くと脚がしびれてきて歩くのがつらい… でも、少し座っていると楽になってきてまた歩けるようになる。これの繰り返し…

これは、脊柱管狭窄症の特徴的な症状である間欠性跛行です。

「歩く」とは人にとって基礎的な移動手段です。それがつらいというのはかなりのストレスですよね。買い物や旅行に行くのも不安になりますし、運動なんてやる気が出なくなってしまいそうです。

そんな脊柱管狭窄症ですが、まずはどんな病態なのかを説明していきます。

ご自身の病態を知るということが症状を改善させる為の初めの一歩だと個人的には思っています。

 

脊柱管狭窄症というのは、読んで字のごとく脊柱管が狭くなっている状態です。

簡単に言うとそのような感じですが、そもそも脊柱管ってどこ?と思われた方もいると思います。

脊柱管とは背骨にある脊髄神経が通るトンネルのようなものです。

下のイラストで見ると緑色の脊髄神経が通っているところが脊柱管です。

脊柱管

末梢神経

さらに腰にある脊髄神経から枝分かれして、おしりや太もも、ふくらはぎを通り、足先まで末梢神経が伸びています。(上のイラスト参照)なので腰の脊柱管で脊髄神経が圧迫されると、おしりや太もも、ふくらはぎに痛みやしびれが起きるのです。首の脊柱管で脊髄神経が圧迫された場合は、肩や腕、指先にしびれが出ます。

なぜ、神経が圧迫されるとしびれるのか?

神経の周りや神経の中にも血管が通っています。血管の役割は組織に溜まった老廃物を流し、酸素や栄養を届けることです。神経が圧迫されることで血管も圧迫され、老廃物が溜まり、酸素や栄養不足が生じてしまいます。それが長時間続くことで神経が正常な状態ではなくなり、しびれや痛みを引き起こすのです。神経が圧迫されていた期間が長ければ長いほど神経の変性が進み、改善するのにも時間がかかります。

神経血管

脊柱管が狭くなる要因とは?

脊柱管が狭くなる要因はいろいろありますが、多くは以下のようなものがあります。

・椎間板の変性

・骨の変形(骨棘)

・黄色靭帯の肥厚

・骨がずれる(すべり症)

この中でも特に椎間板の変性は、脊柱管狭窄症に限らず、腰痛、坐骨神経痛、ヘルニアの引き金になると言われています。

椎間板は骨と骨の間にあり、クッション材としての機能や骨を安定させる役目があります。その椎間板が変性すると厚みがなくなり薄くなってきます。そうなると骨と骨の隙間が狭くなり椎間関節への圧力が増え、骨が変形したり、靭帯が肥厚したり、骨がずれてしまったりします。

椎間関節

将来的な脊柱管狭窄症を予防するにはいかに椎間板の変性を防ぐかにあります。椎間板の変性を防ぐには腰を丸めた姿勢を繰り返したり、長時間腰を丸めた姿勢を取らない事が1つあります。

下の表を見てください。

椎間板負荷グラフ

これは姿勢によって椎間板にかかる圧力を表したものです。

普通に立ってる時の椎間板にかかる圧力が100だとして、座っている時は140、座って前屈みが185、座って前屈みで荷物を持つと275にもなります。

この表を見てわかるように前屈みは椎間板に圧力をかけてしまいます。

若いころからデスクワークや荷物を繰り返し持ち上げるようなお仕事などをしている方は少し注意が必要かもしれません。

椎間板は20代半ばくらいまでは水分が豊富ですが、そこを過ぎると水分が減り始めます。なので椎間板は10代や20代の方が変形を起こしやすいです。水分が豊富な方が柔らかく変形しやすいからです。

椎間板の変性を防ぐには若いころから気を付ける必要がありますね。

では、脊柱管狭窄症も前屈みにならない方がいいのか?

そういうわけでもありません。なぜなら脊柱管狭窄症は前屈みになると症状が楽になるからです。

なぜ、脊柱管狭窄症は前屈みや座ると楽になるのか?

それは、解剖学的構造によるものです。

神経の通り道である脊柱管や椎間孔は、前屈みになり腰を丸めると広がります。

逆に腰を反ると脊柱管は狭くなります。立ったり、歩く動作でも腰は軽く反った状態になります。

脊柱管が狭くなると神経への圧力が高まり、神経血流が徐々に減り、おしりや太もも、ふくらはぎに痛みやしびれが出てくるのです。

そのため、脊柱管狭窄症は立っていたり、歩くと痛みやしびれがが強くなり、座ったり腰を丸めると楽になる間欠性跛行という症状が出るのです。

つまり、脊柱管狭窄症でやってはいけない事は腰を反らせるような体操です。

逆に腰を丸めるような体操を行った方が症状の改善が期待できます。

腰を丸める簡単な体操の動画はこちらをクリック

※今のお身体の状態に合わない場合もあります。体操中や体操後に症状が強くなる場合は、中止して専門の先生にご相談ください。

この体操だけでも改善するかもしれませんが、脊柱管狭窄症は背中や股関節の硬さ、インナーマッスルの機能低下など、他の要因も改善させる必要がある場合もあります。

当院では、痛めた局所に対する施術だけでなく、痛めた局所に負担をかけている原因(姿勢や普段の身体の使い方、関節の硬さ、筋力低下など)も改善していくことで、再発しにくい身体を作り、健康寿命を延ばすお手伝いをしています。

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