川越市いしかわ鍼灸治療院のブログをご覧になって頂き誠にありがとうございます。
今回の腰痛を和らげる体操は
・腰を反ると痛みが出る
・歩いていたり、立っていると腰が痛くなる
・反り腰気味だと言われたことがある
・子供を産んでから腰が痛むようになった
こういった症状がみられる方に特におすすめの体操です。
今回の体操を継続する事で腰や骨盤を安定させる筋肉の機能が高まり、腰の関節や筋肉への負担が軽減し、歩行が安定したり、長時間立っていられたり、腰を動かすのが楽になったりしてきます。
今回の体操はインナーマッスルとアウターマッスルが連動して機能するようにするための体操です。
インナーマッスルとは身体の深層にある筋肉のことを指します。
腰の場合だと代表的なのが多裂筋、腹横筋、横隔膜、骨盤底筋です。
これらをインナーユニットとも呼びます。
アウターマッスルとは身体の表層にある筋肉で、主に身体を大きく動かす時に機能します。
腰や骨盤周りだと腹直筋、腸肋筋、最長筋、大殿筋、外腹斜筋、腰方形筋、内転筋群、外転筋群などがあります。
アウターマッスルは関節を大きく動かし、インナーマッスルは関節の位置がズレないように調節しています。
インナーマッスルの機能が弱くなると関節が正しい位置で動かなくなり関節を痛める原因になる事もあります。
アウターマッスルが機能しなければ関節の大きな動きや強い力は出せません。
アウターマッスルとインナーマッスルがしっかり協力し合って働くことが大切なのです。
今回の体操は、インナーマッスルの1つ腹横筋とアウターマッスルである外腹斜筋、内転筋群を協調させ、腰、骨盤を安定させる効果があります。
下のイラストのように外腹斜筋と内転筋群は腰、骨盤をまたいでつながっています。
前部斜方向安定化システムとも言います。
このシステムにインナーマッスルも一緒に機能することで、より腰や骨盤が安定します。
体操のやり方の動画はこちらをクリック
※今のお身体の状態に合わない場合もあります。体操中や体操後に症状が強くなる場合は、中止して専門の先生にご相談ください。
今回の体操だけで症状が改善する場合もあるかもしれませんが、あくまでも症状を改善させるための体操の中の1つです。姿勢や普段の身体の使い方、筋力低下、筋肉の硬さ、関節の硬さなど他の要因も改善させることが必要な場合があります。
当院では、丁寧なカウンセリング、検査、説明を行い、痛めた局所に対する施術だけでなく、痛めた局所に負担をかけている原因(姿勢、身体の使い方、他関節の硬さ、筋力低下など)も改善していくことで、再発しにくい身体を作り、健康寿命を延ばすお手伝いをしています。
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