川越市いしかわ鍼灸治療院のブログをご覧になって頂き誠にありがとうございます。
今回お伝えする体操は腰痛を和らげる体操の基礎編です。
前回お伝えした体操の前に今回の体操が必要だなと思い、これを書いています💦
ちなみに前回お伝えした体操の内容はこちらをクリック
今回お伝えする体操を継続して行うことで腹横筋と呼ばれる腰を支えるインナーマッスルの機能が高まり、腰痛の改善、予防、産後の骨盤の安定、パフォーマンスUP、症状によっては股関節や膝の痛みの改善にもつながります。
腹横筋って何?
聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、腹横筋とは腹筋群の中でも1番深層にあるインナーマッスルです。
腰には、肋骨が無いので背中のように骨で支えられてはいません。なので肋骨の代わりに支えているのが腹筋群や背筋群になり、そのうちの1つが腹横筋になります。
普段の姿勢などで腹横筋を使っていないと身体が腹横筋の使い方を忘れて力が入りにくくなります。
腹横筋の機能が低下していたら腰は不安定になり、腰の筋肉や関節、椎間板などに負担がかかりやすくなります。
その状態が繰り返されると慢性的な腰痛、ヘルニア、坐骨神経痛、脊柱管狭窄症、すべり症などの症状が出てしまう可能性があります。
また、腹横筋がうまく使えていない状態で体幹トレーニングをしても効果が半減してしまいます。
なので、まずは腹横筋を活性化させて、力が入りやすい状態にしてから体幹トレーニングなどを行うとより効果的になります。
腹横筋を活性化させる代表的な体操ドローインのやり方の動画はこちらをクリック。
ドローインがうまくできない方は呼吸を使った方法から行うといいかもしれません。
やり方はこちらをクリック
※今のお身体の状態に合わない場合もあります。体操中や体操後に症状が強くなる場合は、中止して専門の先生にご相談ください。
今回の体操だけで症状が改善する場合もあるかもしれませんが、あくまでも症状を改善させるための体操の中の1つです。姿勢や普段の身体の使い方、筋力低下、筋肉の硬さ、関節の硬さなど他の要因も改善させることが必要な場合があります。
当院では、丁寧なカウンセリング、検査、説明を行い、痛めた局所に対する施術だけでなく、痛めた局所に負担をかけている原因(姿勢、身体の使い方、他関節の硬さ、筋力低下など)も改善していくことで、再発しにくい身体を作り、健康寿命を延ばすお手伝いをしています。
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