川越市いしかわ鍼灸治療院のブログをご覧になって頂き誠にありがとうございます。
今回は膝の症状チェックについてお伝えしていきます。
・膝の内側に痛みがある
・歩く時に膝に痛みがある
・階段の昇り降りで痛みがある
・過去に軽度の変形性膝関節症と言われたことがる
・薬を飲んだり、注射を打ってもなかなか良くならない
こういったことが当てはまる方は是非一度今回お伝えするチェックを試してみてください。
今回お伝えする膝の痛みに対するチェックとは、膝の捻じれをチェックします。
捻じれのない正常な膝とは?
下の写真を見てください。これは左膝の写真です。正面から見て左側が膝の内側、右側が膝の外側です。
赤い点線の丸が膝のお皿、青い点線の丸が脛骨粗面と呼ばれるすねの骨の出っ張り、黄色の点線がお皿の幅となっています。
写真を見てわかるように青い点線の丸である脛骨粗面が黄色の点線であるお皿の幅のほぼ真ん中にあります。これが正常な位置になります。
捻じれている膝とは?
膝に痛みがある方は、外側に膝が捻じれている事が多いです。
下のイラストを見てください。正常な方が左膝で、下腿外旋と書かれている方が右膝です。
下腿外旋の方は写真を正面から見て左側が外側右側が内側になっています。
下腿とは、膝から下の脚の部分のことを言います。
見てわかるように正常な左膝と比べて青い点線の丸である脛骨粗面が外側にずれています。
これが膝の捻じれです。
膝の捻じれがあるとなぜ良くないのか?
膝は本来、曲げる時は下腿が内側に回旋し、伸ばす時は外側に回旋します。
これをスクリューホームムーブメントと言います。これは膝の構造上自動的に起こるシステムです。
膝が外側に捻じれている事でこの自動的に起こるシステムが破綻してしまいます。
その状態で日常生活を繰り返していると膝の関節や脂肪体、筋肉、腱など、どこかに負担が集中してしまい痛みを出すようになってしまいます。
膝の捻じれを予防・改善させることで膝の組織への負担を減らし、症状を改善させることができます。
まずは膝の捻じれがあるのかチェックしてみましょう。
チェック方法の詳細動画はこちらをクリック
今後膝の捻じれを予防・改善の為の体操をお伝えしていきます。
当院では、丁寧なカウンセリング、検査、説明を行い、痛めた局所に対する施術だけでなく、痛めた局所に負担をかけている原因(姿勢、身体の使い方、他関節の硬さ、筋力低下など)も改善していくことで、再発しにくい身体を作り、健康寿命を延ばすお手伝いをしています。
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