普段何気なくやっている「歩く」
ほとんどの人が必ず1日に1回は歩いているのではないでしょうか。
歩く時に使えていない「指」があると
色々な問題を引き起こしてしまいます。
歩く時に使えてない「指」とは?
下のイラストを見てください。
これは歩く時の足の裏にかかる体重移動を表したものです。
①かかとのやや外側から着いて、
②足裏全体で接地し、
③踵が地面から離れ、
④蹴りだしで親指に乗ります。
この流れの中でどこが重要だと思いますか?
特に重要なのが④の蹴り出しで親指に体重が乗ることです。
しかし、親指にしっかり体重が乗れていない方が多くいらっしゃいます。
親指が使えていないと起こる問題
歩く時人は基本的に足が土台になっています。
土台である足が上手く使えていないと
身体が歪んでどこかに負担が集中してしまいます。
建物も土台がしっかりしてなければ傾いてしまい、
どこかに負担が集中して最終的には崩れてしまうかもしれませんよね。
親指が使えていないと、
・外反母趾
・膝の捻じれ
・偏平足
・足首の痛み
・膝の痛み
・股関節の痛み
・骨盤の歪み
・腰痛
などなど色んな問題を引き起こす可能性があります。
テレビを見ながらでOK!親指を使えるようにする体操
この体操は正しい歩き方をクセ付けるための体操なので、
この体操を行ったからと言って症状が改善するわけではありません。
また今までと違う使い方をするので
身体が慣れるまでは痛みが出ることもあります。
不安な方は専門の先生にご相談ください。
片足立ちでより歩きが安定
こんなお悩みはありませんか?
・歩く時に身体が安定しない
・歩くと股関節に違和感や痛みが出る
・歩くと膝に違和感や痛みがある
といった方に特にオススメです。
なぜ、片足立ちがいいのか?
人の足裏にはメカノレセプターと言われる
姿勢の状態を感じ取り脳に情報を送るセンサーのようなものがあります。
脳に送られた情報は処理され、姿勢を調整するために
それぞれの筋肉に指令が伝えられ姿勢を保ちます。
片足立ちを行うことでメカノレセプターという
センサーの機能が高まり、安定して歩けるようになっていきます。
正しい片足立ちのやり方は動画をご覧ください↓
※今のお身体の状態に合わない場合もあります。体操中や体操後に症状が強くなる場合は、中止して専門の先生にご相談ください。
この体操だけで症状が改善する場合もあるかもしれませんが、あくまでも症状を改善させるための体操の中の1つです。姿勢や普段の身体の使い方、筋力低下、筋肉の硬さ、関節の硬さなど他の要因も改善させることが必要な場合があります。
当院では、丁寧なカウンセリング、検査、説明を行い、痛めた局所に対する施術だけでなく、痛めた局所に負担をかけている原因(姿勢、身体の使い方、他関節の硬さ、筋力低下など)も改善していくことで、再発しにくい身体を作り、健康寿命を延ばすお手伝いをしています。
ご興味のある方はこちらをクリックしてお問い合わせ下さい。