この記事では、
・膝が伸びきらないことで起こる問題
・自分でできる膝が伸びきらない原因のチェック方法
・膝が伸びきらない原因に合わせた改善方法
をお伝えしていきます。
膝が伸びきらないことで起こる問題
膝が伸びきらないことで膝に過剰な負荷がかかります。
膝関節が一番不安定になる角度が膝を20~30度曲げた状態です。
膝が不安定な状態で繰り返し歩いていたら膝に負担がかかるのは当然です。
膝が伸びきらない原因のチェック方法
下のイラストのように、膝を伸ばす時はお皿が上に上がり、
曲げる時はお皿が下に下がります。
なので、お皿が上に動くかどうかをチェックしていきます。
チェック方法は簡単です。
両脚を伸ばして膝の力を抜き座ります。
①問題なく伸びている膝のお皿を自分の手で上に動かす。
②伸びていない方の膝のお皿を自分の手で上に動かす。
同じように動かないのであれば、膝周りの組織が硬くなっている可能性があります。
同じようにお皿が上に動いた場合は、次のチェックをしましょう。
①お皿の上の部分(股関節側の所)に指先で触れておきます。
②膝の裏側を床に押し付けるように力を入れ、指先でお皿が上に動くのを確認します。
問題なく伸びている膝と同じようにお皿が上に動かないのであれば、筋力低下が考えられます。
問題なく伸びる方と同じように上に動くのに膝が伸びきらない場合は、膝の裏側にある組織が硬くなっている可能性があります。
まとめると
手で動かした時は正常にお皿が上に動くが、伸ばそうと力を入れた時にはお皿の上への動きが少ない
➡筋力低下の可能性あり
手で動かした時も、膝を伸ばそうと力を入れた時も、お皿の上への動きが少ない
➡膝周りの組織が硬くなっている可能性あり
手で動かした時も、力を入れた時もお皿が上に動いているけど伸びきらない
➡膝裏の組織が硬くなっている可能性あり
膝が伸びきらない原因の改善方法
膝周りの組織が硬くなっている場合の改善方法は、膝周りのどの組織が硬くなっているのかによってそれぞれ方法が違うため、今回は筋力低下に対する改善方法の1つをお伝えしていきます。
筋力低下を起こしやすい筋肉が内側広筋と呼ばれる筋肉です。
チェック方法と内側広筋のエクササイズの詳細は動画をご覧ください👇