この記事では脊柱管狭窄症を改善させるストレッチの1つをお伝えします。
脊柱管狭窄症の方でも股関節の硬さが見られる方に特に効果的です。
なぜ股関節が硬いと良くないのか?
股関節が硬いと腰に負担がかかるからです。
特に股関節の伸展動作が硬いと脊柱管狭窄症には良くありません。
人の身体は、動きが良い関節(可動性関節)と安定している関節(安定性関節)が交互に連結し、お互いに影響を与えます。下のイラスト参照。
腰は安定していた方が良い安定性関節。
股関節は動きが柔らかい方良い可動性関節。
もし、股関節の動きが硬い場合は、隣り合う腰が股関節の代わりにたくさん動いてしまい過剰な負荷がかかります。
なので、股関節を柔らかくすることが大切なんです。
お身体の状態によっては、今回お伝えする股関節を柔らかくするストレッチを継続することで歩行距離を伸ばすことも可能です。
ストレッチのやり方は動画で👇
※今のお身体の状態に合わない場合もあります。体操中や体操後に症状が強くなる場合は、中止して専門の先生にご相談ください。
今回の体操だけで症状が改善する場合もあるかもしれませんが、あくまでも症状を改善させるための体操の中の1つです。姿勢や普段の身体の使い方、筋力低下、筋肉の硬さ、関節の硬さなど他の要因も改善させることが必要な場合があります。