この記事では、股関節の内側の痛みを改善する体操をお伝えしていきます。
歩く時に内股の付け根あたり(恥骨のあたり)が痛むという方にオススメの体操です。
股関節の内股の付け根あたりが痛いという方は「内転筋」という筋肉を痛めている可能性が高いです。
内転筋と一口で言っても
・大内転筋
・短内転筋
・長内転筋
・恥骨筋
・薄筋
・小内転筋
6つの筋肉があります。
どこの筋肉を痛めているかは細かく調べる必要がありますが、内股の付け根あたり(恥骨あたり)の痛みの場合は、恥骨筋や短内転筋、長内転筋に問題があることが多いです。
恥骨筋や短内転筋、長内転筋は股関節を内側に閉じる(内転)・曲げる(屈曲)・内側にねじる(内旋)作用があります。
歩く時は骨盤と股関節を支えている役目があります。
歩行時に骨盤や上半身の位置がズレていると恥骨筋や短内転筋、長内転筋に負荷がかかりやすくなります。
痛めた筋肉に負荷を減らすこともすごく大事ですが、まずは痛めている筋肉を改善させることも大事です。
放っておくと痛みが強くなり腰や膝にも影響を出す可能性もあります。
今回の体操を継続することで筋肉柔らかくなり、循環が改善し痛みを緩和してくれます。
内転筋を緩める体操は動画で👇
今回は反射を利用して筋肉を緩めるやり方です。
※今のお身体の状態に合わない場合もあります。
体操中や体操後に症状が強くなる場合は、中止して専門の先生にご相談ください。
今回の体操だけで症状が改善す場合もあるかもしれませんが、あくまでも症状を改善させるための体操の中の1つです。
普段の姿勢や身体の使い方、筋力低下、筋肉の硬さ、関節の硬さなど他の要因も改善させることが必要な場合があります。