歩いたほうがいい理由
・血液の循環が良くなる
・身体を動かすことで体温が上がり筋肉が緩む
・新陳代謝が良くなる
・体重増加を防げる
・筋力低下の予防
といった効果がありヘルニアによる症状が改善しやすくなります。
逆に歩かないで家で安静にしていると
・血液の循環が低下する
・筋肉が硬くなりやすい
・新陳代謝が悪くなる
・体重増加しやすい
・筋力低下が起きやすい
といったことが起こりヘルニアの症状が改善しにくくなります。
どのくらい歩いたらいいのか?
まずはできる範囲での日常生活動作から始めましょう。
少しづつ状態を確認しながら歩けるようになってきたらできる範囲で歩くようにしていきます。
例えば100mくらい歩いて痛くなりそうだなと感じたら100mくらいで終わりにして
まずは100mくらい歩く事を何日か続けます。
そして100mくらい歩くのが大丈夫になってきたら少し距離を伸ばし、痛くなりそうだなという距離まで歩きます。
それが例えば150mなら次は150mを何日か続けて歩きます。
150mに慣れてきたらまた少し距離を伸ばします。
これを繰り返して少しづつ歩ける距離を伸ばしていきます。
痛いのを我慢して歩き過ぎると悪化する可能性もあるので気をつけましょう。
歩いた日は大丈夫だけど次の日に痛みが出てしまったという場合は、
前の日に歩いた距離や時間が多かった可能性があるので
前の日に歩いた距離や時間を減らして歩くようにしてみましょう。
このように今のお身体の状態を確認しながら段階を踏んで歩くことでヘルニアの症状が改善しやすくなり、予後が良くなります。
歩くことに不安がある方やなかなか歩ける距離が伸ばせないという場合は一度専門家にご相談ください。