こちらの記事でお伝えする体操はこんな方にオススメです。
・ふくらはぎの裏にしびれや痛みが出やすい
・足の裏にしびれが出やすい
・歩いたり、身体を動かしていた方がしびれが減る
このようなことが見られる方はぜひ今回の体操を行ってみて下さい。
今回お伝えする体操を行うことで、神経の動きと血流を改善させる効果があります。
坐骨神経痛が起こる要因
坐骨神経痛と一口で言っても、坐骨神経が痛くなる要因はいろいろあります。
脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、神経根性、すべり症、梨状筋症候群。これら全てが坐骨神経痛を引き起こす可能性があります。
これら以外にも坐骨神経痛を引き起こす要因として「滑走障害」というのがあります。
滑走障害は筋膜や筋肉でも起きるのですが、神経でも起きることがあります。
今回の体操はこの滑走障害に効果的です。
滑走障害とは読んで字のごとく滑りが悪くなることです。
神経も実は身体の中を滑っているんです。
下のイラストを見て下さい。
脚を上げると足先まで伸びている神経は伸張もするのですが、伸張する以外にも身体の中を矢印の方向に滑って移動します。
神経がどこかで圧迫されたり、神経の周りの筋肉の過緊張が起きると滑りが悪くなり滑走障害が起きます。
滑るが悪くなる分、神経は過剰に伸張されてしまい痛みやしびれを起こしてしまいます。
こういった坐骨神経の滑走障害を改善させる体操が今回の体操になっています。
体操のやり方は動画をご覧ください👇
※今のお身体の状態に合わない場合もあります。ストレッチ中やストレッチ後に症状が強くなる場合は、中止して専門の先生にご相談ください。
今回の体操だけで症状が改善す場合もあるかもしれませんが、あくまでも症状を改善させるための体操の中の1つです。姿勢や普段の身体の使い方、筋力低下、筋肉の硬さ、関節の硬さなど他の要因も改善させることが必要な場合があります。
当院では、丁寧なカウンセリング、検査、説明を行い、痛めた局所に対する施術だけでなく、痛めた局所に負担をかけている原因(姿勢、身体の使い方、他関節の硬さ、筋力低下など)も改善していくことで、再発しにくい身体を作り、健康寿命を延ばすお手伝いをしています。
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